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今回のお題はお題スロットからです。
「思い出の味」ですね。
思い出の味と一言に申しましても〜色々な考え方があるわけでありまして。
え〜。。
一郎「おい、小介!お前さんの思い出の味はなんでぇい!」
小介「へい!あっしの思い出の味ですかい?そりゃあおふくろの作ってくれた飯ですかねぇ?おふくろは飯作るのがうまかったもんでねぇ(笑)」
一郎「やっぱりお前はまだまだけつの青いことばかり抜かしてやがるなぁ!思い出の味と言いやぁ、惚れた女の作った飯だろうがぁ。おふくろの味だなんて抜かしてやがるからオメェはまだまだなんだな!」
小介「なんでぃ、女の作った飯が思い出の味だなんて、そんなの気持ちわりぃやい!」
一郎「なんだとぉ!!。。。ん?オメェも女の作った飯じゃあねぇかい!」
そんなこんなで言い合いは続きまして、それに見かねた親分一つ大きな釜を取り出しましてただただ白い飯を炊いたそうで
親分「おい。おめぇらぁ。これぇ食いなぁ。」
小介・一郎「め、飯、、ですかい?」
大親分「いいからくいなぁ」
小介・一郎「わかりやした。」
その白飯はなんの変哲もないものだったそうで子分たちは不思議がりながらもその白飯を口に運んだそうで
一郎「なんだこりゃあ!うめぇ!ウメェ!なぁ!小介!」
小介「えぇ!こりゃあうめぇっす!」
小介と一郎の二人はその白飯をうめぇうめぇと食い、終いには釜の飯をすべてたいらげてしまったそうで
小介・一郎「親分、どうしてこの飯はこんなにうまかったんで?」
親分「そりゃぁなぁ。おめぇら喧嘩して腹ぁ空いてたんだ。空きっ腹にはなんでもうまく感じるもんなんでぇ。
だが、この飯は思い出の味ってもんにはなんねぇだろうよ。
思い出の味ってのはな、空きっ腹になるまでになにをしたか、そこまでがとわれるもんなんでぇ。そいつの人生も合わせて。思い出の味なんでぇ。
だからよぉ
人助けでもしてきなぁ。飯も思い出になるはずだ。」
なんてことがあったとかなかったとか。
思い出の味とは人生というスパイスが入ってこそのものだということなのかも
しれません。
私の思い出の味は、母親に作ってもらった竜田揚げです。普通に。
終わりに
物語制作ーブログ運営者。。俺です!!
それではまた〜